漢字で書くと山伏茸。 この茸は一見、山伏の結袈裟(ゆいげさ)
に付いた、丸い飾りに似ていることから、大正時代に「ヤマブシダケ」
と呼ばれるようになったと言い伝えられています。
この「山伏茸」は中国では古来から生薬として利用されてきました。
又、薬膳素材として、フカヒレ、熊の手、ナマコと並び、
「山海の四大珍味」の一つとして、高麗人参よりも珍重されて
きたそうです。
「山伏茸」は植物繊維・ビタミンD・ビタミンD群・葉酸・鉄・亜鉛・
などの栄養成分を多く含み、キノコの中でも、βーグルカン類という
身体の免疫機能を調整する物質の含有量が突出したキノコです。
また、脳細胞を活性化させると言われているヘリセノン・エリナシン
という新物質が発見されたり、アルツハイマー病の発生に関与する
酵素「プロリエンドプチターゼ」(PEP)の活性を阻害する働きや、
脳内の海馬という部位で生み出される神経成長因子「NGF」を
活性化させる「ヘリセノン」や「エリナシン」と呼ばれる物質を含有し
認知症改善作用が期待されています。
さらに、血糖値やインスリンの上昇を抑えるなど、糖尿病予防の
効果にも大きな期待が寄せられています。
スゴーイ 「キノコ」 でしょ。
私がこの「山伏茸」のことを知ったのは、今から6~7年前。
私が師事している 陳志強先生の北京での研修旅行に参加した際
『認知症には山伏茸を食べなさい。』と、教わりました。
当時は生の物はほとんど日本では手に入らなかったので、乾燥した中国産
の物を使っていました。 最近は普通のスーパーでも一日2パック
位なら、置いてあるところが増えてきているようです。
お値段は1パック250円前後かな。
肝心の「味」ですが、これは、正直特になし。歯ごたえも今いち。
噛み切りにくく、入れ歯だとすべって噛み切れない感じ。残念ながら
「美味しい。」という感じではないのですが、「薬」と、思えばありがたや。
細かく刻んですり身に入れたり、がんもどきの中身にしたり・・・。
美味しく頂けるメニューを考え中。以前は父の為にスープに入れたり
鍋に入れて使っていましたが、私もお年なので、認知症予防の
為に食べはじめようと思います。
近年、ある老人医療の現場でも介護食として実際に利用していて、
毎日味噌汁の具として食べてもらった結果6ヶ月で長期入院患者さんの
要介護度が改善されるケースが出てきたという、「山伏茸」摂取と
関係付けなければ説明の出来ない現象が見え初めているそうです。
飲食薬膳の基本の「未病を防ぐ」意味からも「山伏茸」のお世話になろうー。
と、年の初めに思いました。








